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感謝と使命感

日本中の期待を一身に集めた鳴り物入りのドリームチーム“星野ジャパン”は惨敗で終わった。誰も負けようと思ってはやってないだろうし、精一杯プレッシャーの中で頑張ったんだから、その健闘はたたえないと、とは思う。しかし、星野監督の采配や野球界全体の取り組み方に関しては考え直さないといけない点があるように思える。

星野監督は常々「最後は“気持ち”の勝負になる」と言っていた。主将の宮本は準決勝で韓国に負けたときに「韓国のメダルに対する強い“気持ち”を感じた」と言ったと報道された。でもそこでの“気持ち”って一体何なのだろうか。

あるサイトには、その気持ちというのは、「勝ちたい」とか「世界一になりたい」という“欲”に過ぎないのではないかと書かれてある。

更に、そこには金メダルを獲得した女子ソフトとの比較がなされていた。女子ソフトの選手は、あるメンタルトレーニング、正式には『ブレーントレーニング』と言うのだが、その訓練を行なったそうだ。

それによると、究極のエネルギーとなるのは、「脳を素直にすることで得られる力」だそうだ。自分のためにだけ頑張っているときの脳は素直じゃない。その脳を周囲への感謝の気持ちを持たせるようにすること、そして金メダルを獲ることも自分のためではなく、子どもたちに夢を与えるためなのだと思うことで、脳に使命感を持たせることが脳を素直にし、エネルギーを得るのだ、とある。

具体的には、お世話になった人に挨拶に行ったり、エースの上野由岐子選手は、高校時代の恩師の墓参りに行ったという。脳を素直にする。それは、自分の名声や欲望を満足させることではなく、感謝と使命感を持つことだそうだ。

そりゃそうだ。自分の欲を満たすことでは、力は出ないと思う。自分を支えてくれている人がいることを思う時に感謝な心が起こり、自分のやっていることには意味があることを知る時に、力やエネルギーが起こるのだろう。

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コメント

確かにメダル数に気が行ってならないというのはよくない。

日本には様々なグループ活動や、芸術、スポーツなどがある。
相撲のようにオリンピックに出ない競技も国技としてあるぐらいだ。
知的レベルはそんなに外国と比べても劣らないと思うし、平和度もまずまず。

でも野球チームは選手村にも入らずにホテル暮らしなんて、たるんでいないか。
ここは合宿だろうし、選手村では情報密度も違うだろうし、国際交流も出来るのではないか。

私は大学時代ボート部だったから、誰も応援に来ないで寂しかったけれど、野球はこんなに人気があるのだから少しは降りてきて挨拶やら握手をしたりしてもいいのでは。

投稿: 下司孝之 | 2008年9月15日 (月) 21時13分

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